なんの記事かわからないけど
「目の前のタスクから逃げたくなったら真っ先に○○しろ、という話」
すぐに挫折したくなるじぶんに「ナイス!」って言ってやるんです。
とにかく嫌だと思ったら甘い方楽な方に逃げたくなるのが人間だとしたら、
わたしは本当に、根っからの、最高峰の、人間ですね。
ダイエット中なら「食べたい。食べちゃえ。」ってな具合で颯爽と逃げるわけです。
やりたくないことから、逃げる、逃げる、逃げまくる!
楽な人生!いまこの瞬間は楽な人生をエンジョイしたい!
その逃げたい気持ちの渦中にいるときは、もう誰が何を言っても「は?なに?うるせー!」って言い返したくなります。
ほんとに、精神が堕落したくてしたくて、たまらんくなるんですね。
そういう時、かろうじて1割くらい残っているプライドが「いやしかしなんとかせねば」といいますよね。
心を奮い立たせる記事を探して、検索して、目についたページの名言めいたものを見るとします。
それらを要約すると、つまりは「後悔しないためにやろう!」とか「毎日の積み重ねが人生を変える!」とか、そういうガッツの効いたメッセージが目に飛び込んでくるんですね。
ガッツとか、本当にうざいわけですよ。
わかる、わかるんねんけどなんか違うなー!!
そういうことじゃないねんけどなー!
むりむり!もうむりむり!わたしは無理!
そういう気分が一瞬で頭の中に充満していって、結果的に「やっぱ逃げるに一票!今日だけね!明日からやる!」という着地点に落ち着くわけです。
今日はやらない。明日から。
この言葉を毎日使うとどうなるのか。
普通にわかりますよね。
1か月過ぎて1年過ぎて、
そして何も変わらぬ自分に気づいて嫌悪する、という図です。
もしくは、諦めるとかね。
そういう自分を納得していくとか。(無理矢理にでも納得しないと苦しいもんね)
べつにそれでもいいわけですし、変わらないから人生どうなるわけでもありません。
人生は根本的に自由なので、毎日「明日からやろう!いつかやろう。」でも一向にかまわないわけですね。
みんな、頭ではわかっていることです。
だけど、こんなことを延々と頭で理解する暇があったら、目の前のタスクに取り掛かりたいわけです。
その方が圧倒的にいいわけです。
だから、四の五の言わずにタスクをなんとかするべきです。
本当にいかなる場合も、タスクをなんとかすべきなんですよ!!!
そのために絶対的に有効なのは「瞑想」です。
瞑想ていうか、目を閉じて呼吸するだけです。呼吸を20回くらいすると、落ち着きます。
「逃げたい!逃げたい!やりたくない!」と奮い立っていた心が落ち着いて、何がやってくるかというと
「す~。は~。す~。は~。す~。は~。す~。は~。」
この呼吸だけが、確かな現実だという感覚になります。
これが「いま、ここにある、わたしの呼吸」です。
じぶんの呼吸を認識できたら、瞑想は8割成功だと思ってください。
簡単です。まじで簡単。
さて、呼吸が認識できたら、
さっきまで「逃げるぞー!明日からやるんだ!」なぞとてんやわんやしていた気分が少しだけ薄まっています。
てんやわんやしてる時って、心が現在にありません。
未来とか妄想とか、そういう方向に向かっています。
呼吸は現在の証。
呼吸をかんじながら、あなたの「未来」にむかえる選択を静かに行います。
とっても静かに、選択するんです。
呼吸しながらね。
お菓子を食べないほうがよさそうなら、静かに「食べない」札を手に取ります。
筋トレをしたほうがよさそうなら、まずは一回だけ、静かにはじめます。
仕事をしたほうがよさそうなら、静かに仕事の書類を触ってみます。
タバコを吸わないほうが良さそうなら、静かにタバコから手を離してみます。
ここまでできたら、
すぐに挫折したくなるじぶんに「ナイス!」って言ってやりましょう。
これで、あなたの「今日の小さな成功体験」のできあがり!
一歩前進しましたね!